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いまさら聞けないICO(Initial Coin Offering)

ここ最近、よく耳にするようになった仮想通貨のICOですが、これは、Initial Coin Offeringの略で、新しいコインを発行し、投資家に向けて販売することです。

ご存知の方も多いと思いますが、株の世界では、「未上場企業」が、株式を“新規”に証券取引所に上場し、投資家たちに、株を売り出すことをIPO(I=Initial(最初の)、P=Public(公開の)、O=Offering(売り物))と言います。これになぞらえて、仮想通貨の世界では、新規にコイン(トークン)を売り出すことをICO(Initial Coin Offering)と言います。

ICOの目的は、株のIPOと同様、企業やプロジェクトが資金調達する際に暗号通貨やブロックチェーン上でトークンを発行し、一般の投資家に向けて販売することで資金調達をしようというものです。

そして、上場前に投資家に一部トークンを割り当てることを「クラウドセール」とか「プレセール」
などと呼ばれています。

そして、2017年は、仮想通貨元年であると同時に、ICOブーム到来の年といわれるくらい、ありとあらゆる通貨が誕生しています。

中でもイーサリアムベース(ETHを使って購入する)のものが多く、クラウドセール数時間で予定数量完売というトークンもあり、かなりの過熱ぶりです。クラウドセール参加のためには、まず、イーサリアムを購入しなければいけませんから、イーサリアムはますます騰がるという展開になっているわけです。

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ICOは多くの株のIPOのように、取引所に上場できればプレセールの価格よりも高騰するので、期待値が高く、資金が集まりやすいと言われていますが、昨今のIPOの傾向として、中には公募価格割れということも無きにしもあらず、人気が出なければ、売るにも売れない、というトークンも必ずあります。やはり、投機であることには間違いないようです。

最近話題になっているのは、イーサリアム(ETH)を用いたICOで、3時間で167億円相当を調達した「Bancor Protocol」(バンコール・プロトコル)です。

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バンコール(bancor)とは、1940年から1942年にジョン・メイナード・ケインズとエルンスト・フリードリッヒ・シューマッハーが提案した超国家的な通貨のことを言う。第二次世界大戦後に世界経済を安定させるため、英国がブレトン・ウッズ会議でバンコールの導入を公式提案したが、アメリカ合衆国の合意をとりつけることができず、実現には至らなかった。 – バンコール(Wikipedia)

バンコール・プロトコルは、1940年から1942年にかけてケインズとシューマッハにより提唱された「バンコール」のアイデアが元で、すべての経済交換・貿易が、「世界の中央銀行としての精算プロトコル」として稼働させるという壮大な構想に基づいています。
いかにも、今後期待できそうなトークンですが、一部には、「バンコールがtheDAOのようにイーサリアムを下げ、市場を混乱させる可能性がある。」との見解も出されています。というのも「バンコール」には発行上限がないというのが大きなネック(値上がりを期待する投機筋にとって)となっているからだそうです。

この問題の連鎖から「バンコール」が売られ、連鎖でイーサリアムが売られ、連れ安で仮想通貨市場全体が大暴落!との予測もささやかれています。

ビットコインは、ハードフォーク(分裂)懸念から、今後は下げ、と見ている向きも多く、イーサリアムなら安心。今後、ビットコインの資金が流れ込んでくると期待している方もいらっしゃると思いますが、イーサリアムさえ、ガタついてくると、総崩れという恐ろしいシナリオも現実のものに...。

今日のビットコイン相場は、3万円を超える大下げ、イーサリアムも下げています。ビットコインはともかく、イーサリアムの方は、ETHを使ったICOブームが続く限り、もうしばらくは、バブってほしい、と願ってはいるのですが。今日の下げも一時的なものであってほしいです。

バブルもいつかは終わります。このバブルは、いつまで続くでしょうか?
https://blog.bancor.network/a-historic-token-generation-event-tge-f446110f3b1c

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トヨタも参加するEEA(Enterprise Ethereum Alliance)とは?

そもそもイーサリアム高騰のきっかけとなったのは、マイクロソフトをはじめとする有名企業が参加するイーサリアム・ビジネスプラットフォーム「EEA( Enterprise Ethereum Alliance)」の設立が発表された3月末。ここで、1,000円台から一気に5,000円台!5倍です。でもまだ、この時点では1万円以下。もうお腹いっぱい、と思いましたが、まだまだ買い、だったんですね。

その後、EEAは、短期、長期問わず投資家の資金を集め続け、50,000円にも迫る勢い、3月からさらに10倍!ですか!

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EEAにはすでに、100社を越える企業が参加をしており、その中にはマイクロソフト以外にも、JPモルガンやインテル、IBM、英メジャー(国際石油資本)BP、オランダのINGグループなどの巨大企業も名を連ねており、最近ではトヨタも参加してきたと報じられています。ビットコインよりもはるかに複雑な活動に応用できると期待されるイーサリアムのブロックチェーン技術には、金融からヘルスケアまで多くの業界が関心を寄せられています。

また、ロンドンに本社を置く「 Bank Account Based Blockchain (バンク・アカウント・ベース・ブロックチェーン)(BABB) 」 は、銀行の運用プラットフォームをイーサリアム・プロックチェーン上で構築しており、次世代型の銀行として注目されていたりと、イーサリアムを取り巻く話題にはこのところことかかないですね。

今後、多くの企業や銀行が本格的にイーサリアムブロックチェーンを使用したサービスの提供をスタートしてくると、イーサリアムは、金融業界にとってなくてはならない通貨になってくることが期待されています。

実際、ビットコインを抜いて首位に立ち、今後の基軸通貨となっていく可能性も見えてきましたね。

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